日産車体、湘南工場第1地区土地を三井不動産に売却

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湘南工場で製造される日産 パトロール
湘南工場で製造される日産 パトロール 全 2 枚 拡大写真

日産車体は7月25日、同社湘南工場第1地区の土地を、三井不動産に譲渡すると発表した。

日産車体湘南工場第1地区では、2012年3月に車両生産をすべて終了。同地区の土地利用に関して、平塚市や関係諸団体等との協議を進め、複数の企業を対象に売却先の選定を行なってきたが、譲渡価格などの面から三井不動産に決定した。

譲渡する面積は、湘南工場第1地区全体から日産車体が樹脂工場および第2地区等のための動力設備があるエリアを除いた14.3万平米で、譲渡価格は160億円。土地引渡しは2015年3月の予定。

現在、湘南工場第1地区に所在する本社機能は、来年3月までに同工場第2地区内に移転する予定で、同工場第 1 地区に勤務する従業員についても、同じく来年3月までに、平塚市内の湘南工場第2地区ならびに同社テクノセンターへの移動を完了する予定。

また、同社湘南工場では、車両生産を第1地区ならびに第4地区から、第2地区へ集約を進めてきたが、生産体制の再編を昨年末に終了。そして、今年1月からは、新生湘南工場として、特長である多車種混流生産を活かして、『NV200バネット』『AD』など6車種の生産を開始しており、今後は、さらに品質・コスト面での競争力を高め、LCV(小型商用車)のグローバルマザー工場として、生産を継続していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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