華人団体が大使館前で抗議デモ、安倍首相来馬に合わせ

エマージング・マーケット 東南アジア

安倍晋三首相が7月25、26日の両日にマレーシアを訪問したことを受け、6つの華人民間組織のメンバー30人あまりが25日、在クアラルンプール・日本大使館前でピケを張った。

憲法改正阻止を訴え、第二次大戦中のマレーシア(当時は英領マラヤ)に対する侵略行為に対する謝罪を要求した。抗議活動は30分ほどで終了し、大きな混乱はなかった。

抗議活動を行なったのは▽マレーシア第二次大戦歴史研究会▽マレーシア愛国和平基金会▽マレーシア鳳凰友好聯誼会▽21世紀聯誼会▽老友聯誼会▽追討英軍罪行工委会--の6団体のメンバー。「平和(憲法)改正反対」、「軍国主義復帰反対」、「慰安婦への謝罪を」、「5千万円の奉納金(日本軍が挑発した金品)の返還」などと書かれたプラカードを掲げて訴えた。

マレーシア第二次大戦歴史研究会は声明の中で、安倍首相が軍拡論者であり尖閣諸島での示威などで問題ある行為があると指摘。侵略戦争を反省しマレーシア国民への謝罪を行なった上で、歴史歪曲をやめ日本を危険な方向に導いていくことを止めるよう求めた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  7. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る