ロッキード・マーチン、近赤外線カメラをジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡用に提供

宇宙 テクノロジー
近赤外線カメラ(NIRCam)
近赤外線カメラ(NIRCam) 全 6 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは7月25日、アリゾナ大学との契約の下、近赤外線カメラ(NIRCam)の組み立てとテストを完了し、この装置をメリーランド州グリーンベルトにある、NASAのゴッダード宇宙飛行センターに配送したことを発表した。

NIRCamはNASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の、主要な近赤外線イメージ装置である。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はNASAの次世代の宇宙天文台で、ハッブル宇宙望遠鏡の後輩にあたる。宇宙の最も遠くにあるオブジェクトを観察し、最初の銀河が生成されたイメージを提供。また太陽系がいかに発展して来たかの洞察する。

「この最も素晴らしい宇宙物理学の装置の組み立てとテストを完了したことは、非常に満足だ。我々はこのミッションで働くことを名誉とし、我々のエンジニアリングと製造努力が、宇宙開発の一助になる日を楽しみにしている」とロッキード・マーチンの先進技術センターのNIRCamプログラム・ディレクターであるジェフ・ベンデン・ベウケル氏は語った。

《河村兵衛》

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