三菱電機、タイのFA機器販売代理店を買収、顧客密着型営業活動を展開

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三菱電機は、経済成長著しいタイでのFA(ファクトリーオートメーション)システム事業強化の一環として、現地のFA機器販売代理店F.A.TECHを買収すると発表した。

新たにタイに設立した子会社ミツビシ・エレクトリック・ファクトリー・オートメーション・タイランド(MELFT)に、F.A.TECHを統合する。

タイのFA市場は、自動車産業を中心に堅調に成長しており、ASEAN各国とのFTA締結を背景とした海外企業による設備投資案件が増加するなど、今後も成長が見込まれている。

同社の代理店であるF.A.TECHは、20年以上にわたって高い技術サポート力を背景に自動車・製造装置メーカーに、FA機器、NCの販売・サービスを展開してきた。

新規顧客獲得と既存顧客深掘りするためには、より強固で顧客密着型の販売体制と技術サポートの強化が急務と判断、F.A.TECHを買収する。

MELFTには、ミツビシ・エレクトリック・オートメーション・タイランドのFA機器・NCの販売・サービス部門も統合する。これによってタイにおける販売・サービス体制を強化し、重点市場であるタイでの事業強化を図る。

新体制での営業開始は9月予定で、タイでのFAシステム事業の売上高を2017年度には200億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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