ヘンケル、瞬間凍結で錆びたボルトを取り外す潤滑剤を発売

自動車 ビジネス 企業動向
ヘンケル・ロックタイト フリーズ&リリース
ヘンケル・ロックタイト フリーズ&リリース 全 2 枚 拡大写真

ヘンケルジャパンは、瞬間的に凍結させるショックフリーズ効果により、錆や腐食で固着したボルト・ナットなどを取り外しやすくする潤滑剤「ロックタイト フリーズ&リリース」を日本に導入し、8月中旬に販売を開始する。

新製品は、マイナス43度のショックフリーズ効果で金属部分を瞬間的に凍結、収縮。収縮によって生じた錆の隙間に潤滑剤が浸透することで、固着していたボルト・ナットが取り外しやすくなる。さらに、一時防錆効果もあるため、外れたボルト・ナットは腐食に強くなり、表面はなめらかになる。

これまで、錆や腐食によりボルト・ナットが固着して取り外せなくなった場合は、熱するか、焼き切って取り外すという危険な作業が必要だった。中心部に向けてスプレーするだけの「ロックタイト フリーズ&リリース」は、労働環境の改善や作業効率の向上などを目的に開発されたという。

ヘンケルジャパンでは自動車、農業/建設機械、工業設備/機器、その他幅広い産業に向けて新製品の販売を展開していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る