マレーシアで食品・飲料部門初の特別買収目的会社が上場へ…レッドセナ、来年初頭にも

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア国内初の食品・飲料(F&B)特別買収目的会社(SPAC)であるレッド・セナが来年初頭にも上場する見込みだ。

フレーザー&ネーブ・ホールディングス(F&N)の前最高経営責任者(CEO)、タン・アンメン氏が率いる会社と見られ、英字紙「ザ・スター」は7月20日付けの紙面で、タン氏がF&Bに注力したSPACの上場を検討していると報じている。

レッド・セナは8月中に証券委員会(SC)に対して上場に向けた申請を行い、5億リンギを調達する目標だという。RHBインベストメント・バンクがアドバイザーを務めると見られている。

F&Nはソフトドリンクや乳製品、非炭酸飲料の製造や販売、マーケティングおよび不動産関連事業を手がけている。

上場が実現すれば、レッド・セナは石油・ガス部門以外でマレーシアにおいて上場する初のSPACとなる。現在マレーシアのF&B業界はシンガポール系のF&Nやフランス系ダノン、スイス系ネスレなど外資がリードしており、マレーシア企業の今後の参入が期待されている。

千田真理子

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