パイオニア第1四半期決算、国内市販向けカーナビ不振で営業赤字に転落

自動車 ビジネス 企業動向

パイオニアが発表した2013年度第1四半期(4-6月期)の連結決算は、営業損益が75億6800万円の赤字に転落した。前年同期は5億9900万円の黒字だった。

国内市販カーナビゲーションとホームAV市況の低迷で、期初計画を上回る赤字を計上した。

売上高は前年同期比2.0%減の1092億5700万円と減収だった。カーエレクトロニクス事業は、海外売上高が同12%増となったものの、国内が同16%減となり、事業全体では2%減となった。

収益では、カーエレクトロニクスなどの売上げ減少、原価率悪化、為替差損の影響で営業赤字となった。経常損益は91億5100万円の赤字、当期損益は100億7600万円の赤字となり、赤字幅は前期と比べて悪化した。

第1四半期の業績が想定以上に悪かったため、通期業績見通しを下方修正した。カーエレクトロニクス事業の売上げ計画を前回予想より70億円マイナスの3500億円、ホームエレクトロニクスを20億円マイナスの1080億円、その他を10億円マイナスの470億円に下方修正した。

この結果、売上高は前回予想より100億円マイナスの5050億円、営業利益は50億円マイナスの100億円となる見通し。最終利益は60億円を予想していたが5億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. アキュラの新型SUV『RSX』が初公開! SNSでは「デザイン、攻めてきたな」「逆輸入して」などホンダファンも反応
  5. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る