ホンダ、新型V6ターボを開発…2014年の耐久レース参戦チームに供給へ

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ホンダのHR22T型2.2リットル直噴V型6気筒ガソリンターボエンジン
ホンダのHR22T型2.2リットル直噴V型6気筒ガソリンターボエンジン 全 1 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダのモータースポーツ部門、HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)は8月7日、2014年シーズンの耐久レースの最高峰、LMP1クラス参戦チームに向けて、新型V6ターボエンジンを供給すると発表した。

この新型V6ターボエンジンは、「HR22T」型と命名。排気量2.2リットルの直噴V型6気筒ガソリンターボエンジンだ。2012年シーズン以降、ホンダがインディカーシリーズに投入しているエンジンをベースに開発された。

ホンダはこれまで、WEC(世界耐久選手権)とALMS(アメリカンルマンシリーズ)の参戦チームに、「LM」型と呼ばれる自然吸気のV8エンジンを供給してきた。2014年シーズンから導入される新レギュレーションに対応し、ホンダはHR22Tエンジンに切り替える。

HPDのスティーブ・エリクソン副社長兼COOは、「HPDと我々のWECの顧客にとって、これは興奮すべき新プログラム。ワークス体制レベルのエンジン技術を、プライベーターに供給できる。小排気量の直噴ターボエンジンは、新しいLMP1レギュレーションの下で、高い戦力を発揮するだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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