横浜ゴム、仙台物流センターを建設…事務所機能も集約

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横浜ゴムは、今年12月の稼動を目指し、仙台市若林区に仙台物流センターの建設を進めている。

約8000平米の敷地に2階建倉庫を建設、タイヤのほか、ホース、ベルトなどのMB製品を取り扱う総合倉庫として活用する。また新物流センター完成時には、ヨコハマタイヤジャパン(YTJ)東北営業本部、YTJ宮城カンパニー本社/仙台中央営業所、横浜ゴムMBジャパン東北カンパニー本社、ヨコハマ建機タイヤサービス東日本支店、浜ゴム物流東北支店の事務所も新拠点に移転する計画。

宮城県にある横浜ゴムグループ会社の施設は、2011年3月の東日本大震災によって、横浜ゴムの東北地域のタイヤ物流拠点である仙台配送センター(多賀城市)が浸水、県内タイヤ物流拠点であるYTJ宮城カンパニーの扇町物流センター(仙台市若林区)が倒壊するなどの被害を受けた。その後、仙台配送センターの機能を回復させ、扇町物流センターの機能を移転させることで臨時対応してきた。

新物流センターは、こうした状態を抜本的に解決する目的で建設するもの。利便性の高い仙台市内にタイヤ物流拠点を統合し、またタイヤ以外の商品も新拠点に集約することで、横浜ゴムグループ全体の物流業務の効率化とコスト削減を進める。

《纐纈敏也@DAYS》

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