マレーシア人、貯蓄の主な目的は退職後の生活資金

エマージング・マーケット 東南アジア

ニュー・ストレーツ・タイムズによると、HSBCホールディングスのリポートでマレーシア人の多くが預金の目的を老後資金の貯蓄としており、余暇のために預金をしている人が少ないことが明らかになった。

HSBCはマレーシア人1,000人を対象に調査を実施。退職後の経済的な安定については43%が準備不足だと回答した。また、全く備えができていないとの回答もあり、マレーシア人回答者の28%が退職後資金を全く貯蓄していないとした。

老後のための貯蓄を増やす妨げとなるのが、住宅購入資金と子供の教育資金であることがわかった。回答者の48%が住居の購入を最優先事項と挙げ、2番目に33%の回答者が子供の教育資金を挙げた。

国連の予想によると、マレーシアでは2050年までに高齢化が進み、15-64歳のマレーシア人4人につき65歳以上の人口が1人の割合となると見られている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  7. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. “トヨタ色”薄まる日野自動車、三菱ふそう統合後はダイムラー出身の新社長[新聞ウォッチ]
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る