南海、三国ヶ丘駅の橋上駅舎と東西自由通路が完成…9月7日から使用開始

鉄道 企業動向
2014年春の完成を目指す三国ヶ丘駅改良事業の全面開業イメージ(東側)。今回は駅舎の橋上化と東西自由通路のみ使用を開始する。
2014年春の完成を目指す三国ヶ丘駅改良事業の全面開業イメージ(東側)。今回は駅舎の橋上化と東西自由通路のみ使用を開始する。 全 2 枚 拡大写真

南海電気鉄道は8月13日、三国ヶ丘駅の改良事業について、9月7日の始発列車から橋上駅舎と東西自由通路の使用を開始すると発表した。

三国ヶ丘駅は、南海高野線とJR阪和線の立体交差地点に設けられている大阪府堺市内の駅。南海電鉄とJR西日本、堺市の3者が同駅の利便性向上を目指し、2011年4月から改良事業に着手した。2012年3月には南海高野線上下ホームのエレベーターが完成している。

今回の東西自由通路と橋上駅舎の使用開始に伴い、現在の北口と西口から線路をまたいで東西を行き来できるようになる。自由通路のエスカレーターも同時に使用を開始する。また、現在の北口と西口にそれぞれ設けられていた南海の改札口と業務室は、橋上駅舎内の1か所に集約される。

これに伴い、西口の改札口と改札内地下道は閉鎖する。北口の改札口は名称を東口に改めてJR専用の改札口とし、南海高野線からJR阪和線への連絡改札口は閉鎖、JR阪和線から南海高野線への連絡改札口はJRの出場専用改札口とする。既設のこ線橋は橋上駅舎と一体化させて使用する。

今後はJRの改札口と業務室、東西自由通路のエレベーター、商業施設の整備を順次進め、2014年春の完成を目指す。

《草町義和》

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