宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、8月19日から大樹航空宇宙実験場で、2013年度第二次気球実験を実施すると発表した。
第二次気球実験では、気球用フィルムとして世界で最も薄い厚さ2.8μmのポリエチレンフィルムを用いて製作した容積8万立方mの小型気球による「超薄膜高高度気球飛翔性能試験(BS13-08)」を行う。
第一次気球実験では、不具合が発生、実験を途中で打ち切った。原因究明と対策に時間を要するため、第一次と第二次気球実験で予定されていた大型気球による実験については、今年度の実施を見送ることに決定した。