【まとめ】GT-Rの行く末いかに…ミスター GT-R 水野和敏氏、日産退職

自動車 ビジネス
日産GT-Rと開発責任者の水野和敏氏
日産GT-Rと開発責任者の水野和敏氏 全 6 枚 拡大写真

押しも押されもせぬ日本代表のスーパースポーツ、日産『GT-R』。その開発責任を務めた水野和敏氏が2013年3月末で日産自動車を退職した。

Z33/V35スカイラインの開発を担当したころからメディアにも積極的に露出しはじめた水野氏。2007年の日産『GT-R』の発表後も、その開発のスピードを緩めることなく、年ごとにパフォーマンスアップを果たし、2013年型ではニュル7分20秒弱、0-100km/h加速3秒切りという驚異的な動力性能を達成するに至った。

日産在籍時からもさまざまま講演やトークショーをこなしつつ、そのスポーツカー作りの信念を披露。また“チーム水野”とも呼べる人材ネットワークを構築し、ニュル24時間などレースにも参戦した。

その“ミスターGT-R”とも呼ぶべき水野氏が退職したことで、日産のスポーツカーそして次期型GT-Rの方向性にどのような変化が訪れるのか。今後の水野氏の去就にも目が離せない。

◆V35 スカイラインやZ33 フェアレディZなどの開発をとりまとめた

【日産 フェアレディZ 新型発表】水野氏「Zは人間中心のリアルスポーツ」

【日産 スカイライン 新型発表】水野氏「レースで培った技術を楽しめるクルマ」

【日産 スカイライン・クーペ 新型発表】水野氏「GT-Rの開発は進めていますよ」

◆2007年10月の日産 GT-R 発表で前面に

【日産 GT-R 発表】開発責任者 水野氏「匠が組み上げる専用エンジン」

【日産 GT-R 発表】0.2秒で変速可能なデュアルクラッチ・トランスミッション

【日産 GT-R 発表】水野氏「こんどのVスペは完全にサーキット走行を楽しむためのクルマ」

◆“チーム水野”を作り上げ、年次改良やレース参戦にも意欲

日産 GT-R 水野CE「メカニカルトラブルはないんだけど、人間関係のトラブルはね(笑)」

GT-R 開発責任者「クルマを進化させるために人を鍛えた」

日産 GT-R、ニュル24時間に水野体制でワークス参戦[動画]

◆ニュル舞台にポルシェと場外乱闘

日産 GT-R 対 ポルシェ 911 場外バトル勃発

これがニュル7分29秒証拠ビデオだ!日産 GT-R 対 ポルシェ 911 場外バトル

日産 GT-R 2012年型…水野氏「ニュルで7分20秒を切る実力」[動画]

日産 GT-R の2013年型、ニュルの公式タイムを発表…7分18秒6

◆将来の構想も描いていたが…2013年3月末で日産退社

水野氏「GT-Rが生き残るためには、環境対応をいっそう進める必要がある」

日産 GT-R の雪上テスト…水野氏、最後の仕事で想いを語る

GT-R 開発責任者の水野和敏氏が日産を退社、GT-Rの今後はどうなる?

日産退社のミスターGT-R、水野節全開…「ポルシェの弱点見たり」[動画]

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. バブル直後、520万円で発売された伝説のバイクに出会った…知る人ぞ知る「ホンダNR」とは
  2. スズキ「KATANAブロック」予約販売を開始
  3. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  4. 世界初試乗!? ソニー・ホンダのAFEELAに自動車評論家がGT7の中で乗ってみた
  5. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  6. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  7. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  8. BMWモトラッド、「自動シフトアシスタント」発表
  9. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】「屈指の名作」第2世代からの長足の進歩を求めるのは酷?…井元康一郎
  10. アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
ランキングをもっと見る