【フォード クーガ 新型 発売】グローバルプロダクトとしてキネティックデザインを採用

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フォード・クーガ
フォード・クーガ 全 6 枚 拡大写真

9月7日よりフォード・ジャパン・リミテッドから発売される2代目フォード『クーガ』のセールスポイントのひとつに、“際立つデザイン”がある。

クーガのデザインコンセプトは、初代から受け継いでいるキネティックデザインだと話すのは同社マーケティング部の佐藤健さん。現在フォードは、グローバルプロダクトの開発に伴って、デザイン品質を高めることを課題としている。そこで、フォード・オブ・ヨーロッパのマーティン・スミス氏主導で、フォードの魅力のひとつである、走りの良さを視覚的にアピールすることを目標に、キネティックデザインを採用している。キネティックとは動的なという意味で、「まさにアスリートのような躍動感がテーマです。クルマが止まった状態でも、デザインからそのクルマの優れた動力性能やドライビングの楽しさを想起させることを考えてデザインされているのです」と佐藤さん。

具体的には「立体感のあるプレスラインやボリューム感を持たせた面構成を巧みに組み合わせるなどの工夫により、止まっていても躍動感を感じさえるデザインに仕上げています」とし、フロントフェンダーからリアにかけて伸びるキャラクターラインや、ボディ下部の彫りの深い造形などで表現しているのだ。

佐藤さんはもうひとつキネティックデザインの特徴として、各所に台形をモチーフにしたデザインをあしらっていることを挙げる。フロントのロワーグリルやアッパーグリルなどに見られ、「台形は一対の辺は平行になるが、もう一対は広がりを持っています。この広がりによりクルマの動きを表現しているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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