ボーイングは8月26日、中国の厦門航空がこの日、2011年5月に発表された表示価格で13億ドルの価値を持つ、6機の『787-8』の受注を獲得した。
中国において唯一、すべての編成をボーイングで運用する厦門航空は、27年連続の黒字を達成しており、航空産業界で最も継続性のある成功を収めた1つの会社となっている。
「787を当社の編成に加えることは、我々の国際的拡大プランを促進する為の決定だった。787の航続距離と燃料効率は、我々の新しいノンストップ国際ルートに理想的な機体だ」と厦門航空の社長兼CEOであるチェ・シャングラン氏は語った。
この航空会社の国際ネットワークの拡大は、現在南東と北東アジアに焦点が当てられている。2014年に就航する787ドリームライナーにより、同航空は福建省から欧州、北アメリカやオーストラリアへの新しい長距離ルートを開始する計画をしている。
厦門航空は現在、17機の737-700と74機の737-800、そして6機の757-200の合計97機の航空機を運航している。