マレーシア、バスやタクシーの運賃値上げ許可へ=公共陸運委員会

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア、バスやタクシーの運賃値上げ許可へ=公共陸運委員会
マレーシア、バスやタクシーの運賃値上げ許可へ=公共陸運委員会 全 1 枚 拡大写真

3日未明よりレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格が1リットル当たり20セン値上げされたことに伴い、公共陸運委員会(SPAD)は、バスやタクシーの運賃値上げを近く許可する意向を明らかにした。

マレー鉄道(KTMB)やクラン・バレー軽便鉄道(LRT)などの公共輸送機関を所有するシャリカ・プラサラナ・ネガラもSPADに対して値上げを提案しており、公共交通機関利用者の影響も踏まえ協議を行っていく計画だ。

全マレーシア・バス運行業者協会(PMBOA)は、長距離バス運賃の5-30%引き上げを検討している。ディーゼル油価格が引き上げられたことにより、運転コストは5%上昇すると見込んでいる。また補助付きディーゼルのバスへの割り当てを倍に増やすことを提案した。

政府は現在、補助付きディーゼルをバス業者には月間1,400リットル、高速バス業者には2,800リットル割り当てている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  6. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  9. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  10. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る