世界経済フォーラム(WEF)が発表した「国際競争力レポート2013-2014」でマレーシアの世界競争力ランキングが148カ国・地域中24位となり、昨年の25位から上昇した。
アジア太平洋地域では7位、東南アジア諸国連合(ASEAN)では2位だった。
1位は前年に続きスイスで、2位以下は▽シンガポール▽フィンランド▽ドイツ▽米国▽スウェーデン▽香港▽オランダ▽日本▽英国--となった。
マレーシアが最も競争力が高いと評価されたのは、金融市場の成熟度で6位にランク付けされた。市場の効率性でも10位となり高い評価を得た。一方でテクノロジーの応用力では51位となった。ビジネスを行う上での問題に関しては、非効率的な政府の官僚制度、汚職、労働者の労働倫理の欠如が挙った。