【日産360】自動運転だからこそ体感できる、走りの楽しさ
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松村執行役員は「例えば目が弱くなってしまって、これ以上のスピードを出すのは怖い、だけど欲望の中にはこのコーナーをもう少し早く駆け抜けたいという気持ち、向上心は人間にある。そこで自動運転技術で早いスピードで抜けられてピタッとハンドルが決まった時には、うまくなったように感じられる。また雪道を四輪駆動車で全開のままでスピンすることなく時速100kmで走っていくといった、ラリードライバーでしかできないことも自動運転技術でできてしまう」と説明。
さらに「自動操舵は正確無比にステアリング操作を路面の状況に合わせてしていくので、その際にハンドルに手をあてて何回も何回も繰り返していけば、どういう操作が必要かだんだんわかってくる。自動運転ではなく自分で実際にやってみることもでき、いわば正確な先生がお手本としてついてくるようにもなる。そうなってくると楽しさが広がってくるのではないか。まずは確実な安全を確保しながら、そういうところにも貢献していきたい」と述べた。
《小松哲也》