英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、新型『ヴァンキッシュ ヴォランテ』を欧州初公開した。
新型『ヴァンキッシュ』は、『DBS』の後継車として、2012年にまずはクーペを発表。アストンマーチンの新世代車台構造、「VHアーキテクチャ」を、初導入したモデルだ。ボディパネルは、全てカーボンファイバー製。ボディのねじり剛性は、DBS比で25%引き上げている。
新型ヴァンキッシュ ヴォランテは、新型ヴァンキッシュのオープンモデル。アストンマーチンのオープン仕様、ヴォランテとしては、初のフルカーボンファイバー製ボディが採用された。
エンジンはクーペ同様、「AM11」型と呼ばれる自然吸気6.0リットルV型12気筒ガソリン。最大出力は573ps/6750rpm、最大トルクは63.2kgm/5500rpmを発生する。動力性能は、0-100km/h加速が4.1秒、、最高速は295km/h。
新型ヴァンキッシュ ヴォランテは、2013年8月、米国で開催されたペブルビーチ・オートモーティブウィークでワールドプレミア。そして今回、フランクフルトモーターショー13において、欧州初公開を果した。同社のウルリッヒ・ベッツCEOは、「新型ヴァンキッシュ ヴォランテは、自動車アートとラグジュアリーGTの融合だ」とコメントしている。