タイ国鉄、また脱線 バンコクで

鉄道 行政

【タイ】13日午前11時20分ごろ、マレーシアのバタワース発バンコク行きの国際列車がバンコク都内のバンスー駅近くで脱線した。けが人はなかった。

 タイ国鉄は慢性赤字で設備の老朽化が進み、脱線が頻発。特に北部線では今年に入り10回以上、脱線事故が起きた。7月の事故では旅客列車が横転し、乗客の外国人18人、タイ人5人がけがをして病院に運ばれた。9月4日には、脱線が頻発する区間の改修工事中に、線路の上に置き忘れられた資材に貨物列車が衝突し、脱線した。

 他の区間でもトラブルが相次いでいる。バンコク都内のタラートプルー駅では9月7日、旅客列車が脱線し、車両の一部がプラットフォームの屋根に衝突、2人がけがをした。都内のフアラムポーン駅では9月4日、午前6時から8時半にかけ、駅内が停電し、列車9本に遅れが出た。

 タイ国鉄は北部線(バンコク都―北部チェンマイ市、総延長751キロ)の一部、シラアート駅(北部ウタラディット市)―チェンマイ駅間(総延長263キロ)を9月16日から10月31日まで運休し、線路の全面改修工事を行う計画だ。

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る