インド・ムンバイに初の地下鉄建設 2019年12月開業予定

鉄道 行政

国際協力機構(JICA)は9月18日、インド政府との間で「ムンバイメトロ3号線建設事業」を対象として、710億円を限度とする円借款貸付契約に調印したと発表した。

インドでは急速に都市化が進んでおり、自動車と二輪車の登録台数が急増する一方、公共交通インフラの整備が進んでいない。とくにデリーやムンバイなどの大都市では渋滞による経済損失と自動車公害が深刻化している。

人口1248万人のムンバイでは、市内主要道路の平均速度が約15km/hと、東京の約20km/h、ニューヨークの約30km/hと比べても深刻な状況となっている。

この事業の実施により、南部の中心地域アイランド・シティ地域とムンバイ国際空港、急速に宅地開発が進む郊外西部を結ぶ地下鉄が整備される。

2019年12月の開業を予定しており、開業2年後の利用者は1日当たり120万人に達すると見込まれている。事業実施機関はムンバイ都市鉄道公社(ムンバイ・メトロ)。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る