英ヒースロー空港、貧困問題に取り組む団体とパートナーシップを締結…3年間で約2億5000万円を支援

航空 企業動向
オックスファム・イギリスwebサイト
オックスファム・イギリスwebサイト 全 2 枚 拡大写真

ロンドン・ヒースロー空港は、世界規模で貧困問題に取り組む民間支援団体のオックスファムと、今後3年間で160万ポンド(約2億5400万円)以上を支援するパートナーシップを結ぶことで合意した。

支援の内訳は、空港全ターミナルに設置する募金箱(年間15万ポンドの募金を想定)と広告スペース(年間36万ポンドの収入を想定)が大部分を占める。年間約7000万人と推定される空港利用者の貧困問題に対する関心が高まることが期待される。

オックスファムのアンドリュー・バートン資金調達責任者は「今回の支援で貧困に苦しむ人々の暮らしが大きく変わる」と述べている。35万ポンドの支援でケニアの干ばつ地域に暮らす2万5000人に清潔な水を、21万5000ポンドの支援でパキスタンの子どもたち6万人に十分な教育を提供できる。

英国経済は緩やかな成長傾向にある一方、慈善活動への寄付は減少傾向にある。国家統計局は2012年の寄付額が前年比2割減というデータを公表している。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る