英ヒースロー空港、貧困問題に取り組む団体とパートナーシップを締結…3年間で約2億5000万円を支援

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ロンドン・ヒースロー空港は、世界規模で貧困問題に取り組む民間支援団体のオックスファムと、今後3年間で160万ポンド(約2億5400万円)以上を支援するパートナーシップを結ぶことで合意した。

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支援の内訳は、空港全ターミナルに設置する募金箱(年間15万ポンドの募金を想定)と広告スペース(年間36万ポンドの収入を想定)が大部分を占める。年間約7000万人と推定される空港利用者の貧困問題に対する関心が高まることが期待される。

オックスファムのアンドリュー・バートン資金調達責任者は「今回の支援で貧困に苦しむ人々の暮らしが大きく変わる」と述べている。35万ポンドの支援でケニアの干ばつ地域に暮らす2万5000人に清潔な水を、21万5000ポンドの支援でパキスタンの子どもたち6万人に十分な教育を提供できる。

英国経済は緩やかな成長傾向にある一方、慈善活動への寄付は減少傾向にある。国家統計局は2012年の寄付額が前年比2割減というデータを公表している。

《日下部みずき》

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