ホンダ峯川専務「新しい価値を生まないと車流通はネットにいずれやられる」

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ホンダ 峯川尚専務執行役員
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ホンダの峯川尚専務執行役員は9月21日、ホンダカーズ大阪がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)内に開設した納車センターで一部報道陣と懇談し、「新しい価値を生んでいかないと自動車の流通はいずれインターネットにやられる」との危機感を示した。

峯川専務は「ホンダは契約からお客様に車をお渡しするすべての行為をショールームで完結することが正しいと信じて、それを推進してきた。しかし車の使い方も多様化するなど世の中の変化に合わせて、我々自身の販売領域においても変わるべきではないか、そういうことを常々考えていた」と明かした。

さらに「何かやりたいと思っていたが、自分たちの力でできることといえば、きれいな建物を造るくらいで、一時はそれでいいが、何も面白いコンテンツがなければあっという間に廃れる。持続可能なものは何かと考えた時に、今回のUSJとのコラボだなと思った」と、単独ディーラーとしては世界初となるテーマパーク内の納車センターへの期待をにじませた。

《小松哲也》

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