マレーシアUMNO党役員選、ナジブ総裁の無投票当選が決定

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアUMNO党役員選、ナジブ総裁の無投票当選が決定
マレーシアUMNO党役員選、ナジブ総裁の無投票当選が決定 全 1 枚 拡大写真

10月に行われる与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の党内役員選に向けた立候補が21日に締め切られ、予想通りナジブ・ラザク総裁(首相)とムヒディン・ヤシン副総裁(副首相)が対抗馬なしで無投票当選を決めた。

先の総選挙での議席増の実績に加え、党内安定を重視する多数の党員の意思が反映された形だが、今後の道程はナジブ氏にとって決して楽なものでなく、マハティール・モハマド元首相ら抵抗勢力の下でいかにして党内改革を進めていくのかといった難題が待ち受けている。

3人を選ぶ総裁補選では、現職3人に加え高い人気を誇るベテランと若手からなる3人の新人候補が名乗りを上げる事態。青年部長選も現職のカイリー・ジャマルディン氏に4人の新人が対抗馬として名乗りを上げた。婦人部も現職を含む3人による三つ巴となった。根強い抵抗勢力と改革を求める若手の狭間に立ってナジブ氏が思うような党内運営を行っていけるか注目される。加えて、多数が名乗りを上げた役員選については、ポスト・ナジブ政権の行方を占うものとしても注目されている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  6. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  7. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  8. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  9. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  10. DS誕生70周年、記念の「限定コイン」欧州で発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る