フランスの自動車大手、ルノーは9月18日、インドネシア市場に再参入すると発表した。
今回ルノーは、かつてのインドネシアにおけるパートナー、インドモービルグループと再び提携。インドネシアで、ルノー車の製造と販売に乗り出す。
インドネシアで組み立てるのは、ルノーの低価格ブランド、ダチアのSUV、『ダスター』。また、ルノーブランドでは、SUVの『コレオス』と、高性能車の『メガーヌR.S.』の輸入販売も計画している。
同時に、インドネシアでの販売ネットワークも再構築。2016年までに45の販売店開業を目標に掲げる。
インドモービルグループは、インドネシア自動車大手2強の1角。1981年からは、日産自動車の現地ディストリビューターも務めており、2012年には6万7000台の日産車を販売。インドネシアでの日産の市場シェアを、6%へ引き上げた。