英ロータス再建、70%完了…プロトン会長 2-3年後に黒字化へ

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国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは、子会社のスポーツカー・メーカー、英グループ・ロータスの再建が70%進んでいると明らかにした。

2-3年後には黒字化できる見通しだという。

プロトンのモハマド・カミル・ジャミル会長は、経営側がロータスの問題をすべて特定したと言明。問題点には、新モデルの不足、品質やオペレーションの問題、ブランドの存在感の無さやネガティブな評判、ディーラーのネットワークなどが挙げられるとした。

ロータスは17年前にプロトンが買収したが、直近の15年は赤字を続けている。2009年度の赤字は1,460万英ポンド(7,200万リンギ)で、累計赤字額は11億リンギに達している。

プロトンは2012年にDRBハイコムに買収され、DRBが現在、プロトン及びロータスの再建を進めている。ロータスは2015年には既存車種のフェイスリフト車と新型モデルを発売する計画。現時点での世界全体での販売台数は年間1,000台程度だが、再建を通じて3,500台の達成を目指す。

伊藤 祐介

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