マレーシア トレンガヌでまた公共施設崩落事故、今年で3件目 手抜工事に批判の声

エマージング・マーケット 東南アジア

トレンガヌ州で9月29日、今年3件目となる公共施設の屋根の崩落事故が発生。手抜き工事への批判の声が高まっている。

このほど崩落事故があったのは、ブキ・トゥンガルにある「カンポン・テバ・モスク」で、午前4時という早朝だったため死傷者はなかった。問題のモスクは築2年で、州政府によるプロジェクト。600万リンギが投じられた。

同州では、今年2月にクアラ・トレンガヌの「スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン」スタジアムで天井を支える鉄骨の構造物が崩落する事故が起き、作業員5人が骨折などの重軽傷を負った。現場では屋根を支える構造物の取り外し作業が行われていた。また5月にはフル・トレンガヌの「カンポン・ビンジャイ・ケルタス・モスク」で屋根が崩落した。

2009年にも手抜き工事が原因で「スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン」スタジアム、スルタン・マハムド空港などで4件以上の事故が起こっている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  5. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  6. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  7. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  8. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  9. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  10. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る