日産、PPSを活用した販売会社への電力供給開始

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車本社
日産自動車本社 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は10月1日、特定規模電気事業者(PPS)として調達した電力を、同日より神奈川日産自動車の66店舗へ供給することを発表した。日産がPPSを活用し電力を自社外に供給するのは、初めてとなる。

販売会社ではこれまで、店舗で高効率空調や断熱フィルム、LED照明を採用するなど、省エネ活動を推進してきたが、国内の電力源構成の変化に伴い昨今CO2排出量が増加しており、加えて店舗での急速充電器の設置により電力使用量も増加しているため、合理的な価格でクリーンな電力を調達することが必要となっていた。一方日産は、既に登録したPPSの資格を活用し、2013年4月より調達した電力を横浜市にあるグローバル本社など国内4事業所に供給してきた。

今回、販売会社におけるCO2排出量削減を推進するために、第一段階として神奈川日産の66店舗への供給を開始する。供給する電力量は約4500kWとなる計画。

また同日より、日産プリンス神奈川販売など関東圏内にある日産の販売会社6社においては、外部のPPSからの電力調達を開始し、CO2排出量とコストの削減を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る