中国・習主席が訪馬、ナジブ首相と首脳会談

エマージング・マーケット 東南アジア
中国・習主席が訪馬、ナジブ首相と首脳会談
中国・習主席が訪馬、ナジブ首相と首脳会談 全 1 枚 拡大写真

ナジブ・ラザク首相は10月4日、マレーシアを訪問中の中国・習近平主席と首脳会談を行ない、両国間の包括的戦略パートナーシップを強化することで合意した。

首脳会議では、経済及び貿易における両国間の協力を進める5か年のプログラムに関して意見交換が行われ、2017年までに二国間貿易高を3倍の1600億米ドル(5100億リンギ)に引き上げることを目指すこと、両国間の軍事交流を活発化することで一致した。スプラトリー諸島の領有権問題の当事国の一つであるマレーシアとの関係強化を強調することで、対立するフィリピンやベトナムを牽制する狙いがあるとみられる。

習主席は共同記者会見で、テロ対策や地域の安全保障に向けて共同軍事演習、特に海軍レベルでのパートナーシップを強化することで合意したと説明。両国間の平和と繁栄のための強固な環境をつくるものだと述べた。

ナジブ首相は、中国側がクアラルンプール(KL)-シンガポール間の高速鉄道、中国・マレーシア政府連携の欽州工業団地、マレーシア・中国クアンタン工業団地(MCKIP)に関心をもっていると述べた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  6. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  7. スズキ『ソリオ』 乗り心地と静粛性はクラストップか…土曜ニュースランキング
  8. 家電メーカーのスーパーEVがニュル最速記録を更新!「2トン超の大型セダンが…」「異次元」など話題に
  9. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  10. どれを選ぶ? トヨタ RAV4 新型は3仕様を展開…CORE・ADVENTURE・GRスポーツ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る