【CEATEC13】トヨタ、G-BOOKビッグデータ提供も紹介

自動車 ビジネス 企業動向
プローブカーからの情報を表示
プローブカーからの情報を表示 全 4 枚 拡大写真

 トヨタは、HEMS、スマートコミューター、非接触PHV充電など多くの展示を行っているが、CEATECならではの展示として、ビッグデータを活用した交通情報サービスがある。

【画像全4枚】

 トヨタは自社の純正カーナビのテレマティクスとしてG-BOOKを展開しているが、同社のビッグデータ活用は、そのG-BOOK対応カーナビを搭載した車をプローブカーとして、リアルタイムの走行情報をクラウドに集約し、自治体、企業、そしてエンドユーザーにさまざまな形で情報を提供する。

 ブースの担当者によれば、サービスとしてはすでに始まっており、現在のところ豊田市が試験的にデータを利用しているとのことだ。G-BOOKのビッグデータによってどんなことがわかるかというと、まず、公称300万台(G-BOOKカーナビの出荷台数)というプローブカーによるリアルタイムの渋滞情報が、全国レベルの「面」で把握できる。VICSなどとの違いは、道路上のセンサーやビーコンの情報ではなく、実際に走行した車(プローブカー)の情報なので、VICSに対応していない道の状況がわかる点だ。これは災害時に通行可能な道の把握などに役立つ。

 また、自治体などに提供されるサービスは、データだけではない。SNSのような機能もある。道路の状況などを写真に撮ってクラウドにアップすれば、現場の状況の共有も可能だ。

 プローブカーからのデータの集約は、トヨタが所有・管理するデータセンターで行われる。このデータから、車両を特定するような情報(登録番号、G-BOOKのアカウント情報)が削除され、個人情報やパーソナルデータに配慮した形に加工される。加工されたデータはパブリッククラウド上に展開され、企業・自治体などに配信される。このパブリッククラウドはマイクロソフトのWindows Azureが利用されている。

【CEATEC 2013 Vol.14】プローブカービッグデータの活用…トヨタ

《中尾真二@RBB TODAY》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  3. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  4. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  5. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る