フォルクスワーゲン、ブラジル工場を拡張…新型 ゴルフ 生産へ

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲンブラジルのThomas Schmall社長とブラジルのジルマ・ルセフ大統領
フォルクスワーゲンブラジルのThomas Schmall社長とブラジルのジルマ・ルセフ大統領 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月4日、ブラジルで新型『ゴルフ』の生産を行うと発表した。

同社のブラジルにおける生産拠点は、パラナ州のクリチバ工場。フォルクスワーゲンは同工場に、1億7000万ユーロを追加投資。工場を拡張し、新型ゴルフの組み立てラインを整備する。

クリチバ工場は1999年1月に稼働。フォルクスワーゲングループ内で最も進んだ工場のひとつ。同グループ内のアウディ『A3』の組み立ても行っている。同工場の現在までの累計生産台数は、220万台以上。

拡張工事により、クリチバ工場の生産能力は最大で20%増強される見通し。新型ゴルフの生産開始時期は公表されていないが、現地生産が始まるまでは、ドイツからの輸入で対応する。

フォルクスワーゲンブラジルのThomas Schmall社長は10月3日、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領と会談。同社長は、「1億7000万ユーロを先進の組み立て工場に投資する。2016年までのブラジルへの総投資額は、34億ユーロになる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る