ベントレー フライングスパー、メルセデスSクラスとは乗り味が違う

自動車 ニューモデル 新型車
ベントレー・フライングスパー
ベントレー・フライングスパー 全 24 枚 拡大写真

ベントレー『フライングスパー』のデリバリーが日本でも開始された。年内納車は60台くらいが予定されているという。

先代フライングスパーの反省から、新型は後席の居住性を大幅に向上させた。「この理由で、フライングスパーを購入しなかったというユーザーを掘り起こさなければいけないので、ディーラーは一生懸命声掛けをして、乗ってもらうように勧めている」と話すのは、ベントレーモータースジャパンPR/マーケティングマネージャーの横倉典さん。

さらに、メルセデスベンツ『Sクラス』がモデルチェンジをしたことで、ユーザーに(買い替えなどの)動きが出るのではと期待を話す。また、消費税の駆け込み需要も見込まれる。ただし、「機械的に優れた快適性を作り出すメルセデスに対して、ベントレーは老舗の味。ベントレーっぽい、イギリス車っぽい乗り味」だとし、台数そのものよりも、そういった乗り味を好んでくれるユーザーを探したいと述べる。

ベントレー・ジャパンの昨年のセールスは190台だった。今年は3割増しくらいの250台から300台の間だと横倉さん。「去年はフライングスパーがない状態で190台だったので、今年はその分が追加されての我々の見込みだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る