英ケータハム、入門セブンの市販版 160/165 発表…スズキ製660ccターボ搭載

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ケータハム セブン 160
ケータハム セブン 160 全 10 枚 拡大写真

英国ケータハムカーズが2013年9月、フランクフルトモーターショー13でワールドプレミアした『セブン165プロトタイプ』。このスズキエンジン搭載のスポーツカーに関して、市販バージョンが登場した。

これは10月21日、ケータハムカーズが明らかにしたもの。「英国では『セブン160』、その他の欧州では『セブン165』の名前で、受注を開始した」と発表している。

同車は、ケータハムを代表する独創的スポーツカー、『セブン』に追加された入門グレード。そのハイライトは、スズキ製エンジンの搭載。心臓部は、スズキ製の「K6A」型660cc直列3気筒ガソリンターボエンジン。このスズキ製エンジンは、ケーターハム・テクノロジー・イノベーションの手で専用チューニングが施された。

その結果、最大出力は80ps、最大トルクは10.9kgmを獲得。K6Aエンジンは、日本では軽自動車の規制のため、最大出力は64psに制限される。一方、セブン用では、16psプラスの80psを引き出す。

今回、ケータハムカーズは市販モデルのセブン160/セブン165のパフォーマンスデータも開示。0-96km/h加速は6.5秒、最高速は160km/hに到達する。

ケータハムカーズは2014年1月から、セブン160/セブン165の生産を開始し、納車は2014年春からを予定。英国でのベース価格は、1万4995ポンド(約240万円)と公表されている。

《森脇稔》

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