軽傷ひき逃げ事件、現場に残されたパーツから容疑者が判明して逮捕

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9月中旬に兵庫県高砂市内の市道で発生した軽傷ひき逃げ事件について、兵庫県警は19日、同市内に在住する60歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。車当たり捜査によって容疑車両と同一の車種が修理に出されていたことから判明したという。

兵庫県警・高砂署によると、問題の事故は2013年9月17日の午前7時25分ごろ発生している。高砂市中筋付近の市道で、道路左側の路肩を歩いていた50歳の男性に対し、後ろから進行してきた乗用車が接触。男性は右腕や胸部を打撲するなどの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取された容疑車両のものとみられるドアミラー外装カバーから車種を特定。車当たり捜査を進めていたところ、外装カバーを欠損させた車両が修理に持ち込まれていたことが判明。当該車両と破損部位も照合できたことから、このクルマを使用する同市内に在住する60歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに当たった気はしたが、ミラーで見ても当たったものが確認できなかったからそのまま走った」などと供述。ひき逃げについては否認しており、警察では改めて事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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