フランスの自動車大手、ルノーは、商用EVの『カングーZ.E.』の欧州における累計販売台数が、1万1000台を超えたと発表した。
カングーZ.E.は2011年末、欧州市場で発売。ルノーの主力商用バン&MPV、『カングー』のEVバージョンとして登場した。
カングーZ.E.は、最大出力60ps、最大トルク23kgmを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大170kmを走行できる性能を備える。
また、カングーZ.E.は2013年6月、大幅改良を受けたばかり。内外装を中心にリニューアルし、とくにフロントマスクは、最新ルノー顔に変身した。また、スマートフォンやパソコンを通じて、オフピーク時間に遠隔充電できる機能も新たに導入された。
ルノーは、「カングーZ.E.は、欧州で最も売れている小型EVバン」と説明している。