【ボルボ 60シリーズ R-DESIGN 改良新型】洗練されたスタイリングパッケージ

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ・V60 T6 AWD R-DESIGN
ボルボ・V60 T6 AWD R-DESIGN 全 12 枚 拡大写真

ボルボ・カー・ジャパンは『60シリーズR-DESIGN』の2014年モデルを発表した。標準車が2014年モデルとして大幅改良したことに伴い、一新された。

「R-DESIGNは、英語で“Refinement”、洗練がキーワードになっている」とは、同社マーケティング部プロダクトグループプロダクトスペシャリストの岡田勝也さんの弁。R-DESIGNシリーズはボルボの中ではスポーティでスペシャリティなモデルという位置づけだが、そこに共通しているメッセージはRefinementだという。

「洗練された特別なデザインやスタイリング、洗練された特別なインテリアデザイン、そして、洗練されたテクノロジーを使って、洗練されたスポーティな走りを楽しめるクルマがR-DESIGN」だとし、「エンジンパフォーマンスの向上はないので、スタイリングパッケージのようなもの。そこが、他社のスポーツモデルラインナップとは趣の違う方向」だと述べる。

そもそもボルボがR-DESIGNを出すきっかけは、『850』の時代にさかのぼる。850以前のボルボは安全で実用的な高級ファミリーカーと同時に、ボルボは運転しても楽しくないのではというイメージもあった。そこでボルボは『850T5R』という黄色いボディカラーが特徴のターボチャージャー付のモデルをデビューさせ、「実は運転しても楽しいというイメージ訴求を図った。この850T5R以降、いくつかの名前を変えながら現在のR-DESIGNへとつながっており、共通するのは、運転して楽しいということだと岡田さんは語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 「スピーカー交換」も良し、「アンプDSPの追加」も良し。でも!?[初めてのカーオーディオ“とっておき”をプロが提案]
  3. 今、ヨーロッパで一番売れているコンパクトSUV!ルノー『キャプチャー エスプリ アルピーヌ』とプチヴァカンスへPR
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る