インディカーは25日、2014年7月4日、独立記念日の週末に行われるイベント「ポコノ・INDYCAR500・フューエルド・バイ・スノコ」が、100マイル(50ラップ)を継ぎ足すことで新たに500マイルのレースとして実施されることを発表した。
2013年度のインディカーレーシングのポコノへの帰還は、マルコ・アンドレッティがレーストラックの記録を塗り替え、2013年度のインディカーチャンピオンとなったスコット・ディクソンが、400マイルのレースを制してタイトル獲得の足掛かりを築くというドラマを生んだ。
「私は2014年のこの変更にとてもエキサイトしている。ファンは語ったことに我々は耳を傾け、幾つかの変更を行った。次のシーズンで変更されないのは、これらの偉大で競争力のあるイベントを見るためのチケット価格だけだ」とポコノ・レースウェイの社長兼CEOであるブランドン・イグダルスキー氏は語った。
「僕はこれがポコノとインディカーのドライバー達やファンにとって、本当にエキサイティングだと思う。次の年、ポコノでのレースの作戦を変化させることは間違い無い。今年のレースはとても競争力があって、100マイルを追加することはそれをさらに良くするだろう」とディクソンは語った。
このことはまた、ファジーズ・トリプル・クラウン・レースである、インディアナポリス500とポコノ・インディカー500、MAVTV500が、全て伝統的な500マイルのレースに統一されることを意味している。