国連人権理事会の審査、死刑廃止&抑圧的な法律廃止勧告 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

国連加盟国は10月24日、マレーシアに対して死刑廃止と抑圧的な法律の廃止、オラン・アスリ(先住民族)の権利尊重と個々の宗教的慣習の尊重を促す勧告を行った。

スイスのジュネーブで国連加盟国193カ国が集まり、国連人権理事会(UNHRC)による各国の人権状況の審査が行われた。2009年に次ぐ2度目となる普遍的定期的審査(UPR)で、人権状況の改善度合いを確認するための審査となる。

多くの国連加盟国が、マレーシアにおける人種差別が大きな問題であると指摘。国連はナジブ・ラザク首相に対し、過去の発言に従い、1948年煽動法や1984年印刷物法など抑圧的な法律を廃止するよう促した。マレーシアではメディアによる報道の自由が侵害されているという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  7. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  8. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  9. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. トヨタ『RAV4』新型、KINTOでサブスク取り扱い開始…月額3万8390円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る