自動車盗難容疑で外国人2人を逮捕、別事件でも調べる

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今年5月、千葉県四街道市内で発生した自動車盗難事件について、千葉県警は24日、ブラジル国籍を持つ男2人を強盗傷害容疑で逮捕した。四街道の事件と同じ車種が狙われ、逃走を阻止しようとした所有者が死亡した今年2月に柏市で発生した事件との関連も調べている。

千葉県警・四街道署によると、強盗傷害容疑で逮捕されたのはブラジル国籍を持ち、いずれも住所不定の44歳と25歳の男。2人は2013年5月1日の午前1時ごろ、四街道市内にある民家敷地内に侵入し、駐車されていた乗用車(スバル『インプレッサ』)を盗難。逃走する際、これを阻止しようとした所有者の男性を約20mに渡ってひきずり、負傷させた疑いがもたれている。

盗まれたクルマは佐倉市内で放火され、全焼した状態で発見されていたが、盗まれた車種が海外への高値転売が可能な車種だったことから、海外への輸出を行う外国人の自動車窃盗グループが関与したものとして捜査を開始。防犯カメラ映像を分析し、2人を特定したという。

聴取に対して2人は容疑を否認しているが、千葉県内では今年2月にも柏市内でインプレッサを狙った盗難事件が発生。この際にも逃走を阻止しようとした所有者がひきずられ、後に死亡していることから、警察では2人がこの事件についても何らかの事情を知る可能性が高いとみて、余罪を含めて厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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