ダイハツ、通期純利益を800億円に下方修正

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ タント
ダイハツ タント 全 2 枚 拡大写真

ダイハツ工業は10月31日に2014年3月期の連結業績予想を修正して発表した。国内外での販売増により営業利益は増額したが、純利益は20億円の小幅減額とした。

国内の軽自動車販売を期初計画より3万台多い66万台に上方修正するなどで、通期の世界販売は109万9000台(前期比6%増)を計画。この結果、期初予想に対し売上高は500億円多い1兆8500億円(5%増)、営業利益は20億円増額の1370億円(3%増)に上方修正した。

しかし、純利益は20億円少ない800億円(2%減)とし、4期ぶりの減益予想になった。インドネシアの子会社の事業拡大に伴う少数株主利益の増加や国内不動産の減損処理などの影響による。東京で会見した三井正則社長は「下期、国内で主力のタントをしっかり売って、軽は過去最高を達成したい」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る