二輪車のマフラーなどの交換部品を中心にしたトレードショー「ジャパン・モーターサイクル・トレード・エキスポ2014」(JAMTE)が、2014年に開催されることになった。
JAMTE実行委員会の中心団体である日本輸入モーターサイクル協会(JIMA)の村島政彦代表理事が明らかにした。
「我々はリーガル・パーツと呼んでいるが、国際標準の規格を通すことのできる日本製の優れたパーツを、海外のバイヤーに買っていただきたい。こうしたBtoB(企業間)のトレードショーは日本初となる」
高品質の日本製パーツに対する海外の注目は高い。さらに、海外ではこうした交換パーツを中心したトレードショーが盛んに行われていると、村島氏は話す。
「中国・光州市で開催されるトレードショーでは3m×3m単位の展示ブースが150万円で売り出され、そこでは平均10万ドルの商談がまとまっている」
会場は幕張メッセ。2014年12月5日~7日。来年の第1回は40~50団体の参加を目標にする。募集要項など詳細は14年の発表を予定する。
また、このショーでは、車両を対象にしたバイク・オブ・ザ・イヤー(仮称)の選定を行う予定。実現するとこれも国内初となる。「約50団体から審査員を集めて公正に行っていきたい」(村島氏)とした。
JIMAは、輸入モーターサイクル業界の健全な発展に貢献するため結成された一般社団で、輸入業者、メーカー、販売店などの会員から構成される。現在約30社が加盟。輸入電動バイク規格の標準化などを定め、JIMA推奨制度を作った。