アイシン精機など、つくば市で搭乗型移動ロボットの公道実証実験を開始

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つくば市の市街地での実験の様子
つくば市の市街地での実験の様子 全 3 枚 拡大写真

アイシン精機と日本信号、オプテックス、ヴィッツ、千葉工業大学の共同開発グループは、新エネルギー・産業技術総合開発機構の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の受託研究テーマとして開発している「搭乗型移動ロボット」の公道での実証実験を10月22日から開始した。

今回の実証実験では、安全技術、安全要素モジュールを組み込んだ電動車いすベースの「搭乗型移動ロボット」を用い、屋内や歩行者・自転車等と共存する歩道等の歩行者専用空間において、時速10kmの速度域まで対応可能な「周囲状況に応じて適正速度となるよう自律的に制御される」安全移動支援技術の検証を行う。

同研究開発は、搭乗型移動ロボットの生活空間内での安全移動技術の実用化をめざし、2011年4月から3年間の開発期間で実施している。最終年となる今年度は、実証実験による実使用環境(公道)でのリスク評価を通して、性能確保と技術レベルの向上を図り、新しい生活支援モビリティとその安全移動技術の実用化をめざす。

なお、同実証実験(第1期)は茨城県つくば市「つくばモビリティロボット実験特区」で12月末まで行なう予定。

《村尾純司@DAYS》

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