マレーシア ケダ州補選、野党連合が議席を維持

エマージング・マーケット 東南アジア

ケダ州議会スンガイ・リマウ選挙区の補欠選挙の投開票が11月4日に行われ、野党連合・人民同盟(PR)所属政党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)の候補者が与党連合・国民戦線(BN)候補を破って当選した。

PASが接戦を制して現有議席を守った。

PAS所属のケダ州前首相、故アジザン・アブドル・ラザク氏(享年69)が9月26日に死去したことを受けたもの。PASが擁立した宗教学校教師のモハマド・アザム・アブドル・サマド氏(37)が、BN候補のアハマド・ソハイミ・ラジム氏(52)を破ったが、得票差は1,084票で5月5日の総選挙時と比べて半減した。故アジザン氏は先の総選挙では2,774票差をつけて再選を果たしていた。

投票率は85.5%で、総選挙時の89.4%から4ポイント近く下がった。5月の総選挙以降に行われた補選は今回が2回目で、7月24日のトレンガヌ州議会クアラベスット選挙区補選ではBN候補が勝利していた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  6. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  7. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  8. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  10. 光岡のSUV『バディ』、150台限定で再販売決定…726万円で先行予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る