10月のメルセデス世界販売、13.9%増の13万台超え…10月の新記録

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Aクラス
新型メルセデスベンツ Aクラス 全 6 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のダイムラーは11月6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の10月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、10月の新記録となる13万5088台。前年同月比は13.9%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが12万6421台を販売。前年同月比は15.3%増と、8か月連続の前年超え。スマートは8667台を売り上げたものの、前年同月比は3.5%減。12か月連続で前年実績を割り込む。

市場別では、欧州が5万5235台を販売。前年同月比は6.9%増と、8か月連続で増加した。このうち、地元ドイツは2.2%減の2万2758台と、4か月ぶりに前年実績を下回る。中国(香港を含む)は、1万7348台。前年同月比は9.1%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

米国は3万0069台を販売し、前年同月比は25.4%増と、26か月連続の前年実績超え。日本は3868台を売り上げ、前年同月比は78.4%増と、引き続き大幅な増加。

メルセデスベンツブランドの10月実績では、新型『Aクラス』が、新型『Bクラス』、『CLAクラス』と合計で、3万6132台を販売。前年実績に対して、72.7%もの伸びを示す。大幅改良モデルを投入した『Eクラス』も、10月単月で2万1996台を売り上げ、前年同月比は21.5%増。SUVでは、『Mクラス』と『GLKクラス』が1-10月累計で、それぞれ10万台を超えた。

メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2013年1‐10月世界新車販売は、前年同期比9.4%増の127万1508台。ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車部門の営業担当、オーラ・ケレニウス取締役は、「第4四半期(10-12月)も力強いスタートを切った。市場シェアはさらに拡大した」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る