ホンダ寄居工場「海外生産を担う投資でもある」河野氏

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ埼玉製作所寄居工場の責任者、河野丈洋氏
ホンダ埼玉製作所寄居工場の責任者、河野丈洋氏 全 1 枚 拡大写真

ホンダが11月7日に開所式を行った埼玉製作所寄居工場(埼玉県寄居町)の責任者である河野丈洋氏ら幹部が同日記者会見し、寄居工場のグローバル戦略での位置づけなどを語った。

河野氏は、新工場の建設や設備導入に際し、「従来の常識を疑うところから着手した。その結果、日産1050台という量産工場では異例となる車体プレスの1ライン化などを実現できた」と、先端的な生産技術の導入に挑戦した事例の一端を紹介した。

内製部分のコストダウンについては、同社の既存工場に対し「3割程度(の低減)を狙った」とし、国内外を問わず同社ではトップレベルのコスト競争力をもつ拠点と評価した。

また、今後国内市場が縮小するなかでの工場新設については「これから建設する海外工場のための投資でもある」と述べ、単に国内向けの生産拠点ではなく、新鋭技術を水平展開するマザー工場としての役目の大きさがあると指摘した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る