クアラルンプール国際空港のLCC新ターミナル、年内に完工予定

エマージング・マーケット 東南アジア
クアラルンプール国際空港のLCC新ターミナル、年内に完工予定
クアラルンプール国際空港のLCC新ターミナル、年内に完工予定 全 1 枚 拡大写真

セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の建設に関して、UEMとビナ・プリの合弁は工事の進捗状況が98%に達したと発表した。

ビナ・プリのティー・ホックセン社長によると、建設工事は年内に完工し、安全確認調査には5カ月を要する。安全確認調査はすでに開始されているという。

「KLIA2」は格安航空の需要の高まりを受け、現行の格安航空ターミナル(LCCT)に代わるものとして総工費40億リンギをかけて建設が始まった。年間取扱能力は4,500万人に達する見通しだ。

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、工事が遅延したため開業日が遅れたことからUEMコンストラクションとビナ・プリの合弁企業に対し、1日当り19万9,445.40リンギの遅延確定損害金(LAD)を課すことを発表しているが、ティー社長はこれまで何も進展がないと述べた。

ビナ・プリは11日、タイにおいてUFUNグループと中国人投資家のタン・コンシュー氏と合弁を設立し、「バンコク・マリーナ・リゾート&スパ」を開発すると発表した。総開発価値(GDV)は、20億バーツ(2億リンギ)になると見込まれている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  7. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  8. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  9. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  10. ダイハツらしさ全開!自転車以上、軽自動車未満の『ミゼットX』が楽しすぎる…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る