トヨタ、中国 研究開発センターのテストコースなどが完成…HVユニットの現地生産化を目指す

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ中国研究開発センター
トヨタ中国研究開発センター 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月14日、江蘇省常熟市東南経済開発区に設立したトヨタ自動車研究開発センター(TMEC)で完成披露式を実施した。

TMECは中国における最先端要素技術の開発拠点として2010年11月に設立。翌年4月より業務を開始しており、今回、テストコース、評価施設のほか、合弁パートナー、サプライヤーなどと環境技術に関する交流を図るための「省エネルギー・新エネルギー車技術センター」といった主要施設が完成した。

式典で、TMEC社長であるトヨタの山科忠専務役員は「約束通り、2013年中にスタート地点に立つことができた。これから TMECの使命であるハイブリッドユニットの国産化を中心とした環境技術の現地化推進と、中国のお客様に喜んでいただけるクルマづくりに努力していく」と述べた。

トヨタは現在、TMECを中心に、ハイブリッドユニットの国産化に向けて準備を進めており、今回の式典において、電池製造会社を設立したこと、インバーター、トランスアクスルの主要コンポーネントも現地調達することを発表。2015年頃を目標として、中国産ハイブリッドユニットを搭載した車両を一汽トヨタ、広汽トヨタでそれぞれ生産・販売していく計画だとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る