アウディ セールス スキル ロールプレイ コンテスト…大喜多社長「地道なトレーニングがトップに立つ秘訣」

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アウディ代表取締役社長 大喜多寛氏
アウディ代表取締役社長 大喜多寛氏 全 6 枚 拡大写真

アウディジャパンは11月13日、全国のアウディ正規販売店の新車セールススタッフを対象に、販売スキルアップを目的とした、「2013 セールススキル ロールプレイング コンテスト」全国大会を開催した。

この大会は、全国のアウディディーラーを9ブロックに分け、各ブロックから1名ずつ選抜。また、全ブロックの中から次点となった1名の計10名で、30分間の模擬顧客対応を行うものである。

今回で2回目となるこのコンテストについて、審査委員長も務めた同社代表取締役社長の大喜多寛氏は、「去年よりも全体のレベルが上がっている。それだけ一生懸命やってくれているのだろう」とコメント。「このトレーニングはお客様役がいないと成立しない。店舗のスタッフ全員が大会に向けてサポート、応援している。すごくいい大会だと思う」と話す。

大喜多氏は初開催の前大会と比較し、「去年は皆手探りで参加したが、実際に全国大会で表彰され、結果が全店舗に配信されると、自分も1位になってやろうと奮起し店舗でのトレーニングの質や回数が上がった。結果、とてもレベルが高くなったのだと思う」と述べる。

トレーニングに関しては、アウディジャパンが用意したパッケージがある。また、アウディみなとみらい(神奈川県横浜市)には研修センターがあるほか、店長研修を四半期に一度、営業マン研修を約年2回行っている。更に新型車が出る際は専用のトレーニングも実施するという。「問題は、集合研修は我々が行えるが、店舗に戻ってどれだけ復習するかが勝負。野球も一緒で基礎トレーニングはなかなかやり難いが、トップに立つ人は地道に行う。そういう工夫が必要ではないかと感じている」(大喜多氏)と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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