イビデンの第2工場、来年9月に生産開始

エマージング・マーケット 東南アジア

イビデン(本社・岐阜県)は、13億リンギを投資した第2工場について、来年9月の生産開始を見込んでいると明らかにした。同社はペナン州にイビデン・エレクトロニクス・マレーシアを設立し、スマートフォンなどの携帯端末向けプリント配線板の主力生産を行っている。

伊藤宗太郎 執行役員が記者会見で明らかにしたところによると、ペナン・サイエンス・パーク内で進められている工場の建設はすでに完了しており、製造機材を来年初旬にも導入する。第2工場の運転開始により、1,500人の雇用の創出が見込まれている。

イビデンは国内部品の使用率を上昇させることを計画している。現在国内部品の使用率は10-15%となっている。

携帯端末の市場拡大に加え、世界的に第4世代(4G)ロング・ターム・エボリューション(LTE)の普及が予想されており、プリント配線板・FVSSの需要増加が見込まれることから、イビデンは生産能力を拡充するため第2工場を建設した。第2棟の稼働により、さらなる事業競争力の強化を目指して行く方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  6. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  7. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  10. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る