アウディジャパンが、横浜みなとみらいで16日開催した「Audi Top Service Experience Event ”Ladies Special"」は、同社が女性メカニックやアドバイザーを増やすべく企画されたスペシャルイベントだ。
全国から集まった、整備士やカーアドバイザー、あるいは輸入車ディーラーの仕事に興味のある50名の女性が、最新テクノロジーのレクチャーを受けたり、整備工場の見学、試乗体験などを通じ、自動車の魅力や整備士などの仕事に興味を持ってもらうことがこのイベントの目的だ。
たとえば「テクノロジー」のトラックでは、講師による最新の自動車テクノロジーの解説のあと、アウディA8を使ってアラウンドビューモニターやナイトビジョンアシストの機能などを体験する。整備工場のツアーでは、工場内部を見学しながら、工具室、最新のテスターの説明を受けながら、車の機能や特徴を学んでいた。軽量化のためのアルミボディを確認するため、磁石をつけてみてスチール製のボディとの違いを調べたり、V型エンジンは、その音でどういったものかを体験したり、減衰力調整式のショックアブソーバを車を押すことで体験したりしていた。ショールームの見学では、アウディが車作りやセールスでこだわる点や特別に設計されたキッズルームなどをブランディングへの取り組みに接することができる。
レクチャーや見学ツアーだけでなく、ラジコンカーで風船を割るゲームでリラックスしてもらったり、A1でみなとみらい周辺の道路を15分程度走行する試乗会なども実施された。アウディジャパンでは、これからのグローバルな人材確保と女性の社会進出や雇用拡大といった社会貢献のため、同様なイベントを拡大していきたい(パーツ&プログラム部 部長 石田英明氏)とことだ。